お茶を扱う店として、当たり前のことを当たり前にしています。
2、ごまかしのないお茶(本物の味・香り、形状)
3、産地茶園の特徴のある新鮮なお茶
4、尾道の文化の中で認められるお茶
全国の茶産地をめぐり、品質・味・香りを吟味しています。そして一定期間お茶専用の土蔵で熟成させています。
弊店のお茶は、合組・シングル問わず、瀬戸内の食材や料理に沿えるようなお茶を作っています。
瀬戸内の白身魚のその日の夕方に食卓に食べられる味。
鰹、昆布、煮干しを主にした出汁と味付け。
瀬戸内の酒の味に合う、食後の尾道のお茶。
味や香りの評価基準や、合組の比率などは100年以上前から代々伝わっています。
その上で、
産地別のシングルオリジンの日本茶は横軸の楽しさの幅。
味や香りの質の上下は縦軸の価格。
この2点のぶれない軸でお客さんの生活シーンに合わせたお茶をご提案します。
2019年に、お茶の火入れ室(焙煎)を再整備しました。
農家が産地で製茶するものは一般的に半製品まで。
瀬戸内の食に合わせる為に、半製品の個々のお茶の味の角を取り香りを整える作
業を行い、「商品としてのお茶」に仕上げています。
お茶の個性の顔つきが決まる。その大切な工程が「尾道火入れ」です。
「尾道火入れ」ではシングルオリジンの個性の本質を見極め、火入れの方向性、温度、時間、遠赤外線の距離を探し出します。一般的なシングルオリジンだったお茶から、最高の個性が輝きだします。
お茶の個性(シングルオリジン)は、品質と産地で決まる。今川玉香園茶舗のお茶は、その味わいと香りの違いをどこまでも楽しめます。
尾道火入れを終えた、魅力的な単一農園・単一品種のお茶。
一つ一つの個性を見極め、組み合わせることで、味わい・香り・深み・余韻がチームとして輝きはじめます。
時にはクラシック交響曲のように。時にはジャズセッションのように。シングルオリジンでは絶対に味わえない、「今川玉香園茶舗の合組(ブレンド)」です。